＞（ルネ・）マグリットの生涯は、波乱や奇行とは無縁の平凡なものであった。ブリュッセルでは客間、寝室、食堂、台所からなる、日本式に言えば3LDKのつつましいアパートに暮らし、幼なじみの妻と生涯連れ添い、ポメラニアン犬を飼い、待ち合わせの時間には遅れずに現われ、夜10時には就寝するという、どこまでも典型的な小市民であった。（中略）彼は専用のアトリエは持たず、台所の片隅にイーゼルを立てて制作していたが、制作は手際がよく、服を汚したり床に絵具をこぼしたりすることは決してなかったという。
んー、なるほど。どうしてこのひとの絵が好きなのかちょっとわかった気がします。
何かを好きになるのに理由はいらないとよく申しますが、とはいえ理由がわかるとそれはそれで気分のいいもんですわね。すっきりしました。おやすみーまた一週間がんばりませうー
