「スケート技術が上がる」ってイコール「滑りが変わる」ってことじゃないんだなあと思った今回の世界選手権であった。
上手くなったなと感じられる人でもそれは全体が満遍なく底上げされるということで、気になってた箇所が気にならなくなるわけではない。なかなか難しい。
アシュリーが前向きでクロスするとき、滑るというより走る感じになってしまうのは依然として目立つし、町田君にしても勿論上手くなってるけど、とはいえ一蹴りのグライドの点ではやっぱり物足りなさはある。
そういうところ込みで成長具合を判断しなきゃいけないからジャッジってたいへんだよね。一目で「変わったー!!」と思えるようなものってなかなか無いから。
あ、こりゃもう滑りの質自体が変わっちゃったなーっていう例は、今パッと浮かぶのはレオノワかなあ。彼女はグライドが突出して伸びた印象なのね。パイレーツのシーズンに「あーもう全然違うー」ってひっくり返った記憶が。
とりのすのことを語る
