フジテレビ系列では多分放送されない、男子シングルの良演技。
ヨリク・ヘンドリクス(Jorik Hendrickx)フリー。

11月のTEBで足首骨折してからの復帰とは思えない。
ベルギーといえばジャンプの申し子KVDP。その後継者がまったく正反対の滑らかなスケーティングのヨリクとは不思議の国ベルギー。かっこいい名前だよね。xで終わる名字とか。
ペーター・リーバース(Peter Liebers)フリー。

なんとノーミスですよ。PB更新ですよ。
思えばペーターをはじめて見たのは2008年のヨーロッパ選手権。妙な漢字入り衣装で空手なんだかなんなんだか分からないPGを滑っていた。でも滑りとジャンプが大きくて好きなタイプの選手だと思った。
その年の世界選手権はフリーに進めなかった。
次の年の、五輪出場枠がかかる世界選手権は25位だった。フリーに進むにはあとひとつ順位が足りなかった。
ドイツの五輪出場枠は、怪我で長らく休養していた先輩が復帰してとってきた。五輪も先輩が行った。仕方ない。それはそれでよかった。
先輩は五輪を最後に引退したので、五輪後の世界選手権は出場した。また25位だった。24位との差は1点もなかった。来季こそフリーに進めるように全力で応援しようとそのとき思った。
次のシーズンはカナダで振付をして、PGが垢抜けた。ようやく新採点にマトモに対応する気になったかと喜んだ。ついでに、ようやくイケメンを有効活用する気にもなったかと。
カナダで頑張った効果は覿面で、この年は余裕でSP通過。フリーは第2グループで演技した。私は勝手に本懐を遂げた気分になった。
そんなわけで次のシーズンはちょっと応援する気が緩んでいたら、オフに 骨 折 し や が っ た 。
しかも、尾てい骨だったか仙骨だったか、腰周りのややこしい骨。安静にするしかできない怪我で、予定外にカナダで過ごしたら滞在費と医療費で破産するんじゃないかみたいなレベルで費用が膨れ上がったとかそんな話もあった。
どうにか間に合わせた世界選手権では、ブランクの影響もあって、また長い事フリー通過の当落線上にいた。最終的にフリーに行けたけど。ソチ五輪まで応援しようと心に決めた。
そして今回はなんとノーミス!世界選手権で!SPもフリーもノーミス!ドイツの五輪出場枠も確保!
あとは怪我なく過ごして五輪に出られれば!!
お分かりだろうか。
私はたいへんに舞い上がっている。
