4年前の4回転論争のときにうまく言えずにもやもやするばかりだったけど、この際だから書きなぐる。
バンクーバー五輪にトップにいた世代は、多少の差はあれど、ジュニア時代に6.0システムで競技をしていて、シニアに上がるか上がらないかとかそういう時期に、採点方式がガラリと変った世代なんだよー。
旧採点時代に「休憩場所」だったスピンに細かい採点基準がついて、あれやってこれやってこれもやらないと得点上がらないよ、みたいになったんだよー。それに始まった頃は、選手だけじゃなくてコーチも、何をすれば評価が上がるのかっていうのは手探りだったんだよー。4回転の習得に当てるはずだった時間を採点方への対応に使わざるを得なかったんだよー。多分ね!
もやもやしてたけど言えなかったのは、そもそも私が熱心にフィギュアスケートを見るようになったのが新採点移行後だから。
あとバンクーバー後にルールが改定されるまでは、4回転に挑戦しても回転不足をとられると程度の差関係なくダウングレードになって、3回転の得点しかもらえなかった(トウループの場合だと9.8→4.0、転倒した場合そこから更に4点以上引かれて点数がなくなる)から、それで一気に得点をロスする危険があったから、挑戦しにくかったんだよー。
今は不足の程度によって基礎点の7割の点が入る事も見込めるので、バンクーバー後の方がルール的にも挑戦しやすくなったんだよー。基礎点自体も上がったしねー(現在の4回転トウループの基礎点10.3)。
ルールの大幅変更に一番難しいタイミングで対峙した世代で、あの世代特有の苦労を選手皆しているのに、単純に4回転の有無だけで「スポーツとして退化した」なんて言うなんて酷すぎると思うんだよプルシェンコに対しても彼の言い分を支持する人たちに対しても。
穴の塞がったえむぞうのことを語る
