【猫好きの業】
スマウグさんの何がかわいいって、見慣れぬものとかを確認するときにまずやることがふんふん鼻をならして匂いをかぐんですよ。鼻を中心とした顔が目の前に迫ってきて、唐突に口をカッと開いて牙を剥くんですよ。それって猫飼いの明け方の視界でよく起きる事じゃないですか!その後噛むか噛まないかは気分次第ってところまで完全に一致。そういえばベネディクトさんもマーティンも揃ってスマウグの恐ろしさを何千年も歯を磨いてないから口が臭いと言っていたけど、猫の口臭も時々(自粛)
あと以前本で読んだ説によると、猫は蛇の真似をしているんだとかなんとか。身体を丸めた様子が蛇がとぐろを巻いた姿に似ているとか、歩く姿を上から見ると蛇がうねうねしているのにちょっと似ているとか。これは野性のヤマネコが、天敵である鷹などの大きな鳥に空から狙われにくくするため、要するに「やべっ!あいつ大蛇だ!おっきい蛇だ!」と勘違いさせるためだというそんな説に倣えば、蛇の縁戚と思われるスマウグさんを上から見た姿に、香箱ポーズがちょっと崩れた状態で座っている尻尾の長い猫を想起させられてしまうのもまあ致し方のないことなのですよ。
その他、火が欲しいけど火の気がないときにスマウグさんdisったら火を吐いてくれたとか、罠なのは丸分かりなのに黄金のカタマリ的なものを見てぱちっとまばたきするところとか大きくて長生きで強いのにツッコミどころが妙にあるところもなかなかいいです。
というわけで『ホビット 竜に奪われた王国』は猫好きにオススメ......するほどは流石に私も図々しくはないつもり。
穴の塞がったえむぞうのことを語る
