2011年3月のハイクを読み返した。
http://h.hatena.ne.jp/muimoi/?date=2011-03
3月11日の朝に書いた後、14日まで投稿がなかった。
地震があったのは金曜日。
普段なら夜遅くまで開館している図書館で働いていたけれど、地震の後すぐに閉館となった。
本が棚から落ちて、余震の恐れもあったからだ。
閉館した後、電車が止まって帰れず、事務室にとどまった。
夜23時くらいに電車が動いたが、最寄駅までは到底帰れない距離。
近くに住んでいる先輩の家に泊めてもらい、次の日に帰宅。
大切にしていたスノードームは割れていた。
次にハイクを書いた14日月曜日から約1ヶ月の間、棚から落ちた本を戻すための作業に明け暮れた。
傷んだ本の修理はどうしたのだろうか。膨大な量だった。
読み返してみると、地震の後片付けと年度末の忙しさに紛れて被災地に思いを寄せる余裕がなかったように見える。
あんなにたくさんの悲しみに一度に触れることなど、そうあることではないのに、頭のどこかが麻痺していたとしか思えない。
ただただ、受け入れ難かったのかもしれないが・・・。
まとまらなくなってきたので、この辺で。