強さ。限界を極めた何か。理想を映す炎。
弱さ。強さに疎まれし何か。現実を映す水。
光。力の源となる何か。浴びた分だけ輝く何か。
影。光に疎まれし何か。光が生み出す最後の輝き。
私。一人に一つ与えられてしまった世界の真ん中。光も影も浴びる約束をした何か。
光を浴びた私と影を浴びた私。約束を忘れ、流浪する二人の私。
弱さに怯え、影をさまよい続けた。
強さに囚われ、光を漂い続けた。
光の位置を知れ。影との距離を知れ。
何ができて、できないかを知ることで私の居場所を知りなさい。
光と影を世界の真ん中へ巡礼させよ。約束を果たすために。
向き合い、汚れた手で抱きしめよ。
光と影が一つになる時、私の形がわかる時。
強さと弱さが一つになる時、私の心が重なる時。
まるこめのことを語る