メキシコ敗退の件についてヤホーの結果から集計してまとめてみた。
1勝2敗で3チーム並んだ場合、失点率の最も高いチームが敗退し、残る2チームがプレーオフにより第2R進出を決める。
(失点率:1イニングあたりの失点の割合)
見かけの記録
イタリア:20失点/19回:失点率1.053
メキシコ:19失点/18回:失点率1.056
ベネズエラ:21失点/19回:失点率1.105
→ベネズエラ敗退でイタリアとメキシコのプレーオフ
しかし、メキシコvsイタリアは9回裏サヨナラでイタリアが勝利。
この時、9回裏は無死で試合が決着したため、メキシコは8イニングしか戦っていない計算になる。
すると、上の計算は次の通りに変わる
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イタリア:20失点/19回:失点率1.053
メキシコ:19失点/17回:失点率1.118
ベネズエラ:21失点/19回:失点率1.105
→メキシコが敗退でイタリアとベネズエラのプレーオフ
メキシコにとっては悲劇でしかない・・・
なお、防御率によって決めないのは、おそらく以下の通り。
防御率は自責点が基準になるため、失策に起因する失点は反映されない。
これは防御率があくまで「個人」成績であることによると思われる。
WBCではあくまで「チーム」としての成績に重点を置いた考えから防御率ではなく、失点率による選考基準としたのではないかと思われます。(失点率が同じ場合は自責点による選別を行なっていることからもうかがい知れる)
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