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ハイク恋愛相談室のことを語る

何かむちゃくちゃ長くなったけれど、アップしてみます。
 
(1回目)大学1年の時
サークルの先輩。本命の先輩・対抗馬の同期と三つどもえ。同アタックしていいかもわからず、姉の知恵でプレゼントを買って贈ってみるも、脈無し。振ってもらうことさえ叶わずに玉砕。
結局彼女は、約10年後にその本命の先輩と結婚した。プレゼント代の1万円は、授業料だな。女性は、好みでもない男からプレゼントをもらっても気持ち悪く感じるもんだ……と知るための。
(2回目)大学2年の時
サークルの同期。この時は、きちんと振ってもらえた。つーか、経験値低いまま、彼氏付きの女の子にアタックするなんて、いい度胸だよな、自分。3年目の幹事学年を控えていたので、それはそれ、で割り切って乗り越えた。彼氏も同期だしね。
彼女は今も独身(のはず)。
(3回目)大学4年の時
1年付き合った、サークルの後輩。ぼくは中高男子校卒の初彼女、彼女は中高女子校卒の初彼氏。そんな状態だから、もちろん童貞と処女。お互い、恋に恋していただけなのかも知れない。そっちもお互い卒業できず。
ゼミをさぼって、サークルの同期生の下宿に転がり込んで、一晩酒に付き合ってもらった。泣いた。その後、部屋で酒を飲む時間が増えた。毎晩ズブロッカのソーダ割り。結局、どうしても彼女が許せなくて、わざと嫌われる行動を取った。公の場で彼女をつるし上げたり。おびえた彼女は(なぜか同じサークルにいた)ぼくの中高の後輩に逃げた。そのせいで、彼女の同期生達(特に女性)にヘンな気を遣われて、彼女が結婚したという話も直接は入ってこなかった。職場でなければ、こうやって関係をぶっ壊すのもひとつの方法。
(4回目)社会人1年目
職場の同期。「恋愛対象にならない。ごめんなさい。」きっちり振ってくれた。一晩泣いた。最初は気まずかったけれど、お互い生活のために同じ職場にいるわけで、気丈にして行くしかなかった。彼女がきっちり振ってくれたおかげで、それが実践できた。
最後に彼女と会ったのは、彼女が会社を辞めた後の同期会。ぼくが(今のカミさんに)交際を申し込む直前だった時期。喜んでくれたっけ。
(5回目)社会人2年目
パソ通の仲間。地味で清楚なのに、酔いつぶれてはパンツを見せる、世話の焼けるお姉さん。こっちは、一人の男性(ニフティサーブの某フォーラムのSYSOP)を複数で取り合う展開。まあかないっこないわなぁ。この時は、別のお姉さまに慰めてもらった。(後に、アイドルに転んだぼくを疎むようになったので、ファン仲間への体面上、そのお姉さまとは絶縁せざるを得なくなった。辛いもんだ。)
それから1年後、仲間内で温泉旅行をしたとき、ガリガリだった彼女はふっくらしていた。拒食→過食だった。当時のぼくに、それを支え切れる器量はナシ。振られてよかった、と後から思えた。
(6回目)社会人2年目
手伝いに行っていた、社会人合唱団の女の子。年上のギョーカイ人系の彼氏がいるのに、男と二人で遊びに行くのに抵抗を感じないタイプ。そこを見破れず、「脈あり」と勘違いした、DT系の自分が正直甘かった。彼女に熱を上げる様を、パソ通で相談していたので、ちょうど今のこのキーワードと同じような状態だった。
気まずかったけれど、あくまで手伝いだから、そっちは貫徹した。それ絡みで、自分のいた社会人合唱団のボスの逆鱗に触れてしまい、ぼくは合唱団を追い出された。恋も歌も失い、仕事でもエグい上司二人の板挟みで死にそうになっていたぼくは、アイドル(辻希美)に救いを求めた。
今のカミさんに出会うのは、それから4年後。世間的にはロリコンのレッテルを貼られた存在=辻ヲタを嫌がらない女性に出会うんだから、人生わからない。
 
というわけで、何度でも振られるといいと思います。その場は辛いけど、思いを胸に抱えて片思いのまま立ち止まってしまうと、辛い思いはしない替わり、自分も見えないままだし、異性との距離感もわからないままで終わります。