(仮称・JR東海博物館、改め)リニア・鉄道館に行ってきた。
JR東海の(というよりは、葛西会長の?)悲願が詰まった施設だ、という心意気がよく伝わってきた。中部天竜(旧佐久間レールパーク)でも浜松(新幹線工場)でもダメで、名古屋の通勤圏内に建てなきゃいけない=全国から観光してもらえる場所でなきゃダメなのも。
学術的に過去を探るかたぎの博物活動は、旧国鉄財団(大阪・交通科学博物館)やJR東日本の財団(埼玉・鉄道博物館)に任せればよい。鉄道の未来を拓くという点では、東海道新幹線と中央新幹線は、過去と現在、その最先端にあって、そこに徹した広報活動をしていけばよい。だから、正式名称から「博物館」を外したんだな……と納得できた。
個人的には、財界人としての葛西さん、そして彼が創った民営化後のJR東海は、正直言って好きではない。けれど、こういう人がいないと、新しいことは進まないんだな。今後は素直に応援しよう。
鉄道のことを語る