船の科学館のリニューアル閉館にあたり、羊蹄丸の保存が打ち切られることを知った。近代型カーフェリーの手本になった船ではあるけれど、それだけでは生かしてもらえなかったということ。機械遺産からも外されたし、やはり鉄道あっての船だったのだなあ。悔しい。
譲渡先、といっても、地元は摩周丸と八甲田丸で手一杯なのであり得ない。
引き取り手がなくても、解体までは面倒を見てもらえる。3年前、それさえしてもらえずに、長崎で放置されている大雪丸を見た時の悲しみが再現されずに済むのは、不幸中の幸いかも知れない。
青函連絡船のことを語る