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のことを語る

漁船に乗せてもらって、数隻の小舟からなる船団での漁を見学している夢を見た。
ふと気がつくと、隣の船が集魚灯もそのままに無人になっている。
海に落ちたか、と慌てて漁師に知らせたところ
「あの船は人のいられない船になったから捨てた。乗っていた人は他の船に移ったから心配するな」という。
しばらくしてからまたその船に目をやると、ついさっきまで人が乗っていたとは思えないほどボロボロに朽ちて、いまにも沈みそうになりながら波間を漂っていた。