id:AntoineDoinel
美の巨人たちのことを語る

また、時には ”光の収集家” とも呼ばれたというリャド。
 
筆の跡が判るほど粗い筆致でありながら、その見事な
色彩の構成と 高い技術により、美しい光の風景が現れる。
肖像画も、写実的に描かれた人物と、それとは対照的な、
大胆に省略された勢いのある筆遣いの背景により、
”ベラスケスの再来” とまで賞賛されたという。