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美の巨人たちのことを語る

24歳で王宮のあるマドリードにゆき、国王フェリペ4世の肖像画を
描くチャンスを得、その作品を見た国王をして、
『 余の肖像画は ベラスケスにしか描かせない 』 とまで言わしめた
その腕前。 王つきの宮廷画家から、宮廷配室長という、高級官僚の
最高の地位にまでのぼりつめる。
しかし、ベラスケス自身は いかにも野心家という人物でも
なかったようだが。 王はベラスケスに心酔していたという。