id:AntoineDoinel
美の巨人たちのことを語る

彫金職人の家に生まれたため、金箔を巧みに扱う技術を
持っていたクリムトは、その作品で、金箔の上からも
油絵具で彩色するという特徴があった。
 
金色を作品に使った画家がまったくいなかった訳ではないが、
これほどまでに 巧みに自作に取り入れ、なおかつ、独自の作品を
生み出した画家は、クリムトをおいて ほかには そういないと言われる。