id:AntoineDoinel
美の巨人たちのことを語る

『聖マタイの召命』 は、三部作のうちの一枚。
この連作が、カラヴァッジオの、公での いわゆるデビュー作だった。
 
ケンカに口論の末 殺人事件を起こし、そして39歳で、その逃亡中に
死んだと言われるカラヴァッジオ。
あまりに劇的で激しいその画風は、カラヴァッジオそのものを
表していたかのようだ。のちの時代の名だたる画家たちに影響を与えたその才能。