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美の巨人たちのことを語る

美術品収集に力を入れた松方幸次郎は、造船所の社長であり、
そんな松方の琴線に触れたのが、ブラングィンの 造船所の絵だった。
 
日本に美術館をつくる夢を、ブラングィンに語った松方。
美術館のためにブラングィン作品を得ることも、ロンドンでの美術品収集に
ついても ブラングィンに相談した。
 
めったに肖像画を描かなかったというブラングィンが、松方の肖像画を
描いていることからも、ふたりの交友がうかがえる。