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アカデミー賞のことを語る

 
授賞式の時間帯は、ちょうど しごと中。
結果が気になって気になってしかたがなかった訳ですが、さっき調べました。

今年の作品賞は 『アーティスト』!
白黒の無声映画が、フランス映画に 初の作品賞をもたらすこととなりました。

作品賞にノミネートされた9本中、授賞式前に日本公開されたものが
3本しかなく、予想するにも その材料が乏しいため、
スコセッシ監督作品に票が流れるのではないかという、
作品を見ないままにした私の予想は、見事にはずれました(゜∀゜)

なお、『アーティスト』 は、作品賞以外に
監督賞(ミシェル・アザナビシウス監督)と
主演男優賞(ジャン・デュジャルダン)も受賞し、
いわゆる主要5部門中、3部門を制覇。
ほかに、作曲賞と衣装デザイン賞も受賞しました。

主演女優賞は、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 によって
メリル・ストリープが受賞。
1979年 『クレイマー・クレイマー』 で 助演女優賞 受賞、
1983年 『ソフィーの選択』 で 主演女優賞 受賞 以降も、
幾度となくノミネートされ、最多のノミネート数を誇りますが、
今回、30年近く経って 2度目の主演賞受賞となりました。

脚本賞は、さすがの職人技、ウディ・アレン監督。
(『ミッドナイト・イン・パリ』 にて受賞)。

主要5部門は 上の通りです。

ほかに、助演女優賞はオクタビア・スペンサー
(『ヘルプ 心がつなぐストーリー』 にて受賞)。

助演男優賞は、『サウンド・オブ・ミュージック』 の
トラップ大佐役で知られるクリストファー・プラマーが、
『人生はビギナーズ』 で受賞しました。
クリストファー・プラマーがかなり有力であろうという予想は
当たったと言えますが、予想でなく希望としては
マックス・フォン・シドーにとってほしかったので、ざんねん…
と言うと、クリストファー・プラマーに失礼なのですが。

主要5部門の受賞作の日本公開日を。

作品・監督・主演男優賞を受賞したフランス映画 『アーティスト』 は、4月7日公開。
主演女優賞を受賞した 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 は3月16日公開。
脚本賞を受賞した 『ミッドナイト・イン・パリ』 は5月26日公開です。

ちなみに、助演男優賞受賞作 『人生はビギナーズ』 は、現在公開中です。