【こういうことがあるとつい、映画館はすいてるほどいいと思ってしまうよね、という愚痴】

今晩「アデル、ブルーは熱い色」を某シネコンで見てきました折。

端っこの席を取ったので、自分の右側が通路、左側は、すぐ隣が空席、その次の席に人がいまして。
で、その、ふたつ向こうの席の人が、なぜか、空席にまで腕を伸ばしてきている。くつろぎすぎ…（いや、くつろぐなとは言わんが、自分の座席内でお願いします）。空席なはずの隣の席に人の腕があるので、そこにかばんを置くわけにもいかず（右は通路だし）、でも3時間ひざの上に置き続けるのもなーと、結局、かばんを自分の左隣に置き、ある程度空席があるくらいの人の入りだったのに、かばんと私とでひとつの座席共有。

いや、こんなことでイラっとしてる場合じゃない、映画映画…と、気を取り直して見ていたら。
その、腕の人が、トイレだろうけど、上映中に2回、目の前を往復、しかもやたらゆっくり前を通るので、
(゜Д゜)。o 0 (　見えへーーん！ はよ通ってーー！　)　とイライラすること、計4回。その人がエンドロールで席を立った時も含め（私の場合は基本エンドロール終了まで着席）、通る時に2回ほどひざに手を置かれて、よけいにまたイラっと（何回も見えなかった時点ですでにイラっときてたし）。できれば、見ず知らずの私のひざに手を置くより、前列の空席の背もたれを持つとかしてくれないか（怪我で歩きにくそうとか具合悪そうとかなら仕方ないと思うけども、そんな感じまったくなかったから、イラっときてしまった）。

上映中にイラッとしたくないんですわ。映画がものすごくよかったら、その映画の記憶がイラっとを凌駕してくれるだろうと思うのだが、でもなんか、イラっとの記憶がその映画と結びついてしまうのがいやだ。 いや、映画の記憶が何かしらと結びついて残るのは当然なのだけれども、なにもそれがイラっとした記憶じゃなくてもいいじゃないか、と。

で、ああやっぱりもっと人がまばらなほうが見やすいよなー、と思う。映画館側にしたら、客が入ってくれないと困る、というのはわかってるけども。というよりなんだ、私の心が狭いのがいけないのか。私の問題なのか。でも見えないのとひざに手は、なんかイラっときたのよ。あれなら、食べ物の袋開ける音とかのほうがよっぽど気にならないよ。