古物商の話は、(本当か嘘かは知らないとのことですが)納得の逸話ですね~。
なんというか、同じものでも、何通りも何種類も別バージョンがあるようなものの場合、先に、あるいは最初に知ったものを、素晴らしいと、自分が思っていればいるほど、別バージョンを知った時のがっかり感やコジャナイ感が大きくなるということですね。 先に知った不幸……と無理矢理言えなくもないかも?!
映画がリメイクされると、そのオリジナル版を、ものすごい名作だ、素晴らしい、と思っている映画ファンの中に、必ずといっていいほど怒り出す人がいる、ということが、ふと頭をよぎりました(あれ、話ずれてるかも!)。
「惑星ソラリス」 がリメイクされた時、古くからのファンは怒ったけど、オリジナル版を見ていなかった私は平気(あとで見て、なるほど、この名作を勝手に改変してくれるな、と怒る気持ちもわかる、と思いましたが)。 一方、ドイツ映画「ベルリン、天使の詩」 を好きな私は、ハリウッドでリメイクされた時、「きっと、リメイク版は一生見ない」 と心に誓ったものです。
あとから知ったものが、先に知っていたほうを よほど思いっきり超えていない限り、起こることですねぇ。