今年2月に行われた第87回アカデミー賞において 『バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡) 』 で撮影賞を受賞した、メキシコ出身の撮影監督エマニュエル・ルベツキは、 昨年の第86回でも、『ゼロ・グラビティ』 にて同賞を受賞。 同じ撮影監督が2年連続受賞したのは、19年ぶりのことである。
また、今回の作品賞受賞作品である 『バードマン~』 によって監督賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、および昨年 『ゼロ・グラビティ』 によって 同じく監督賞を受賞したアルフォンソ・キュアロン、この2人もルベツキ同様メキシコ出身であり、アカデミー賞は 昨年・今年と、メキシコの映画人が大きな注目を集める結果となった。