【油断できない季節の訪れ】
行きつけの映画館テアトル梅田へ行く際、出発点にもよるので、ほかのルートもあるには あるのだが、阪急側から梅田芸術劇場および毎日放送そばを通って、梅田ロフト地下にあるテアトル梅田へ向かうと。季節によって、梅田芸術劇場に沿った植え込みには、ナ×クジがいっぱいいる。すごいいる。数年前に気づいた。それ以来、梅雨から初夏、夏にかけてなどは特に、道路を挟んだ反対側を通るようにしているが、たまにうっかり梅田芸術劇場側を通ってしまい、植え込みに大発生しているナ×クジを見て
ヽ(;▽;)ノ いやああああああああああ
となる。これからの季節、油断できない。
そして それとは また別に、とある公園を通り抜けることがわりとあるのだが、その公園は、雨上がりにとても恐ろしいことになる。そこそこ大きめの公園で、舗装された道が公園の真ん中を貫いており、グラウンド部分を使わない通行人や自転車はそこを通るのだが、雨上がりには その道に、ミ×ズが出てくる。結構いる。
ヽ(;▽;)ノ ヒイイイイイイイイイイうわああああああああああ
となる。とてもじゃないが、下を見ないで歩けない。もしも…… と考えるだけで恐ろしい ( 書くのすら恐ろしい )。ついうっかり雨上がりに来てしまった場合は、もしものことがないよう地面に注意しながら、ドキドキして息を詰め、つま先歩きでこわごわ通り抜けるため、反対側に到着する頃には地味に疲れている ( だったら公園の外側をぐるっと回ればいいのではないかという話だが、ここを通り抜ける時というのは近道をしたい時なので、外周を回るのは面倒に感じてしまうのである )。
ある時、雨上がりではなかったが、友人と一緒にその公園を通った際に、この話をした。雨上がりにここを通ると、ミ×ズ嫌いの者にしてみれば阿鼻叫喚地獄だ、と。すると友人は、そんなに出てくるか〜? と半信半疑であった。いや、出てくる。本当に出てくるのだ。「もし踏んだら、もう二度とその靴履かれへんようなるやん。ミ×ズ踏んだ靴なんて よう履かん、無理や、そんな靴よう履かん……」と、私は最悪のケースについて語った。ちなみにこの友人は、何事に関してもだいたい雑なタイプである。最悪のケースについて、雑な友人は「それぐらい大丈夫や、そんなもん、タワシで洗っといたらええねん」と、とても雑なことを言っていた。
無理です。