ミロス・フォアマン監督の訃報を知り、驚いています。86歳で亡くなられたとのことです。
チェコスロバキア出身、のちにアメリカで活動したミロス・フォアマン監督。あらためて、監督作品の詳細を確認しました。数々の代表作ありますが、中でも「カッコーの巣の上で」(1975) と「アマデウス」(1984) で、アカデミー監督賞を2度受賞しています。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が2度目のアカデミー監督賞を受賞した時、これ以前に2度の受賞を成し遂げた “現役” の映画監督は たったの3人だけだ、という話が出ていたと思いますが、オリバー・ストーン監督、スティーブン・スピルバーグ監督と あと もうおひとりは誰だろう、と思ったものの結局確認せずそのままにしていましたが、ミロス・フォアマン監督だったのだなあと、今更ながら……。
私が見たことのあるミロス・フォアマン監督作品は「マン・オン・ザ・ムーン」「アマデウス〈ディレクターズ・カット版〉」「宮廷画家ゴヤは見た」、そして 監督はせず俳優として出演した「愛のあしあと」、午前十時の映画祭にて上映された「カッコーの巣の上で」でした。