私が寒がりなのか (最初 “寒がり7日” と変換された)、それとも現在の大阪が実際まだ寒いのか (たしかに「大阪に来たら思ってたより寒い」という気候への感想をネット上で目にした)、3月も終わりに近づく中 いまだ肌寒く感じ上着を手放せないまま、ああ早く春の陽気を…… と 日の光を目で追いながら、ふと思いました。
昔から、季節の話題には つきものの “日本に四季があってよかった” という四季礼賛は、暑すぎず寒すぎず心地よく過ごしやすいという時期は毎年ほんの一瞬であり決して長続きはせず、たいていの場合は暑いか暑すぎるか寒いか寒すぎるかである日本という地に住む人々の、古来よりの〈やせがまん〉ではないのか、と。もっとも過ごしやすいのは (好き嫌いは別として) やはり暑すぎず寒すぎずという気候であろうけれども、実際にはほとんどの場合暑すぎたり寒すぎたりして過ごしづらい日本の気候をやりすごすには、四季とは美しいねと思いながら自分を誤魔化すしかなかった、みたいなことではないのかと。ふと思ったのです。
なお、日本よりもっと暑い国ももっと寒い国もあるよというご指摘は重々承知ゆえこのエントリに関しては受け付けておりませんのですがとりあえず私はまだ寒いです。
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