で。
ザック・エフロン出演作で「グレイテスト・ショーマン」以前に見たことのあるものは4本で、そのうち1本がコメディ、という話に触れたんですが。
デ・ニーロと共演した「ダーティ・グランパ」のことなのですが、若手であるエフロンがいろいろチャレンジするのはまだしもデ・ニーロはこれに出ていいのか?! と思うようなコメディです。言ってみれば、いかにもラジー賞にノミネートされそうなタイプの映画です (実際されてましたね……)。
私も、それを見にいったのは その時 TOHOシネマズのフリーパス発動中だったから(つまりタダ見できたから)で、そうじゃなかったら見てなかったかも的な……
で、その劇中でも、エフロンが歌うシーンがあるんですよね (ミュージカルシーンではないですが)。なにしろコッテコテのコメディなので、その状況でよく真面目に歌えるなオイみたいな状況の時にめちゃくちゃ真面目な顔して歌う(=だからよけいに可笑しい)というシーンで。そんなシーンなので、歌がうまければうまいほど可笑しいのですが、その時のエフロンが やはりというか すごくうまくて、この人こんなに歌うまかったのか……あーそういえばミュージカル作品が代表作だもんなー、とか思ったんですよねその時 (結局、以前出演したミュージカル作品はいまだに見てないですが)。
そのコメディも含め、その時までに見た4本では、エフロンの魅力というのは 私にはよくわからなかったのですが (アメリカでは若者に人気があるらしい、くらいの聞きかじりで……)。
それが こうして、エフロンが新たに出演したミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」を見て “ミュージカルシーンでこんなにも魅力的になる俳優だったとは…… そりゃあ かつて人気出たきっかけがミュージカルなはずだよ!” と思い、その劇中で歌われた曲を聴くために、筋金入りで音楽聴かない私がわざわざイヤフォンを買うとは…… まったく、どうなるか わからんものです。