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2018勝手に映画ランキング! inハイクのことを語る

2018年 監督賞

巨匠の手腕に唸ったのは
スティーブン・スピルバーグ監督 (ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書)

今後が期待される新人監督は
アリ・アスター監督 (ヘレディタリー/継承)

2018年 もっとも凄まじかった演技

トニ・コレット (ヘレディタリー/継承)

ニコラス・ケイジ (マンディ 地獄のロード・ウォリアー)

度重なる身内の不幸や恐怖の心霊体験に遭い極限状態におかれる女性を演じたトニ・コレットの感情表現、妻の命を奪われた苦しみと慟哭から血みどろの復讐を果たすまでを演じたニコラス・ケイジの気迫。じつに凄まじかったです。そして これら、劇中では壮絶な状況に身を置く人物でありますが、演じているふたりは、当たり前ですが 実際にはふつうの暮らしをしている人たちなわけで (有名人ゆえ一般の人とは違う、とかいうこととはまた別として / そりゃあ個人的な悩みは誰しもあるでしょうが、映画の内容とは関係ないわけで)。

つまり、俳優としての技術/力量があるからこそ、日常とはかけ離れたあんな凄まじい状態を演じることができるわけで。結局、月並みな感想にはなってしまうのですが、プロってすごいなあ…… としみじみ思った演技でした。

2018年 憧れのヒロイン

ミルドレッド (スリー・ビルボード)

デーヴァセーナ (バーフバリ 王の凱旋)

この ふたりのヒロインに共通する点は、相手が男だろうが女だろうが権力者だろうが誰であろうが関係なく、言うべきだと思うことははっきりと言い、不当なことには不当だと声をあげ、どんな時でも自らの意思を貫き通すところ。願わくば私もそんなふうになりたい、と 2018年もっとも憧れたヒロインでした。