2018年 ベストホラー映画
ヘレディタリー/継承
やはり、話題性の面から言っても 2018年はこれを選ばざるを得ない……
余談ながら、これ 日本ではPG-12での公開です。R-15、R-18に指定されなかったということは、恐怖描写/残酷描写はそこそこなのかなー、と思いつつ見にいったわけですが。まあ、そこそこと言えなくもないのですが (それも ホラー慣れしている私から見てのそこそこですので、誰もがそこそこだと思うかどうかは……) (ちなみに、直接的な恐怖描写/残酷描写ではないシーンにおいて、映像的に非常に優れていると思った点、多々あり)。
この作品、やっぱりR-15くらいには しといたほうがよかったのでは? と思うシーンもあるんですよね (たとえば「ハンニバル」はR-15です)。ホラー映画の日本公開時のレーティングをもっと下げるべきとかは特に思ったことないのですが (私自身がホラーファンだからといって、世の子供にまで何でもかんでも見せるべきだとは思わないので)、上げるべきだと思った珍しいケースでありました。だって、ふと気づくと 音楽映画「アリー/スター誕生」も同じくPG-12なんですよね。もちろん指定の基準があるので、アリーがPG-12になった理由はこういう点だろうなというのもわかるんですが、パッと見は、ホラーと音楽映画が同じレーティング?? てなりますよね。
早い話が、ものすごくホラーが苦手な人だとか、ものすごく怖がりな人には この映画はおすすめできない、と思うわけです私としては。2018年ベストホラーであるがゆえに。同じくホラーに分類される映画であっても「クワイエット・プレイス」(こちらも2018年公開) なら、ホラーファンでない人でも見られそうだなと思う (そう思う理由を書くとネタバレになるので書けない) のですが、ヘレディタリーは、ホラー苦手な人には…………