「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」
ゾンビとかスプラッターとか いろんなタイプのホラーを見ますが、もともと特に好きなのは悪魔とか亡霊とかが出てくるやつなので、亡霊ものであるこの作品はものすごく好みでした。
主人公のモデルは実在した人物、そして屋敷も現存していますが、時代設定を現代に置き換えたりせずに、主人公(のモデル)が生きた時代をそのまま映画の舞台としているところもいい(1906年)。
時代設定が昔であることの何がよいかというと、なによりまず衣装が素敵だし、明るい現代と違って〈闇〉というものが身近で、登場人物が悪魔や霊を信じていても 現代と比べて より自然だし、携帯電話等の文明の利器が絶対に出てこないし(=つまり簡単便利に解決することができない)、ホラーにものすごく合うと思うんですよね。
ちなみに 近年の作品だとダニエル・ラドクリフ主演作「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」も、似たような時代設定で亡霊が出てきてかなりいい雰囲気でした。私好みです。
そうそう、この 現存しているウィンチェスターハウスですが、先日 映画公式アカウントからtwitterで流れてきた情報によると、申し込めば 敷地内でガーデンパーティー的なことをしたり、結婚式を挙げたりもできるそうです。ウィキペディアによれば、屋敷を訪れる観光ツアーがあったり、ハロウィンや13日の金曜日あたりには肝だめしが行われることもあるとのこと。なにそれ楽しそう……(ちなみに ホラー映画でこういうことを言うタイプの登場人物はたいていすぐ消されます)。