id:AntoineDoinel
映画のことを語る

7/6公開の「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」、まず いちばんに思うことは、原題そのままカタカナ化の邦題になってよかったなー、ていうことです。

昨年の ‪Hidden Figures‬ の一件以降、全体としては、内容にそぐわないゆるふわ邦題 1* はそれまでより減ったなーという印象なんですけども。 こと この作品に関しては、日本の映画会社側が “このままカタカナ化したら、作品のテーマを知らない人から誤解されるのでは” と心配してその結果ゆるふわ邦題+サブタイトルがつくというパターンに落ち着きそう…… などと予想しおりましたものですから。

が。そのままカタカナ化そしてサブタイトルもなし、というもっともシンプルな形にしてくれて、原題そのままカタカナ化支持者(今初めて名乗った)としては嬉しいなー、と。

ちなみに、見るかどうかは まだ迷い中。
スティーブ・カレルを見たい、とは思うんですよね。以前「マネー・ショート」で披露していた “仕事が生きがいでとにかくものすごい勢いで仕事し ものすごい勢いで喋る” ていう演技と、「フォックスキャッチャー」で見せた “ひとつのことに極端に固執する独特の雰囲気の大金持ち” ていう演技と、先月公開されたばかりの「30年後の同窓会」2* での “もの静かで遠慮がちな元軍人” ていう演技が、それぞれすべて、演じてるの別人かよ…… と言いたくなるレベルでまったく違う演技だったので。今回はどんな演技かと興味深い。しかし、7月は (封切り以外の作品も含め) 見に行きたいのが多くて たいへんなのだ……