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映画のことを語る

昨日、癒しを求めて映画館へ行き、上映最終日だった「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」をすべりこみで見てきまして。

これがね、よかったんですよ…… すごくよかった。どこが、と言うなら ストーリーやキャスティングの妙ももちろんなのですが、何より、ちゃんと前作の続編になっていたことが嬉しかったのです。

というのも。前作「ジュマンジ」は、私にとって今も特別な俳優である 故ロビン・ウィリアムズが、かつて主演した作品です。

で、昨日あらためて確認したのですが、前作は1995年発表。そして今回は、1996年からストーリーが始まるのです、つまり前作の直後から。そして、(それほどのネタバレには当たらないかと思いますので書きますが) ゲームの世界で、ジャングルの中の小屋について “ここはもともとアラン・パリッシュが建てた家だ” という台詞があるのですが、アラン・パリッシュとは、そう、かつてロビン・ウィリアムズが演じた役。

つまり、ちゃんと 前作ありきの〈続編〉になっているのです、昨今多い〈リブート〉ではなく。

前作、借りてきて1度見たっきりなんですが、私にしてみれば、やはりロビン・ウィリアムズにまつわる思い出のひとつ。なので、リブート作品として すっかり新しく仕切り直してしまったりせずに、ちゃんと前作の続きとして作ってくれたことが、とにかく とても嬉しかったのです。冒頭と “アラン・パリッシュが建てた家だ” のところでは、思わず 目から水が……

もちろん、ストーリーや細かい設定でもすごく楽しめました。続編とはいえ、前作からの年数がかなりあるだけに、いきなりこれだけ見ても じゅうぶんわかるように作られてるところも うまかったですし。

ですが やっぱり、私にとっては なんといっても、ちゃんと前作の続編として作ってくれたことが、本当に嬉しかった。見てよかった。