【第91回 アカデミー賞】
どうも、アカデミー賞速報botです。こうしてハイクに書くことができるのも今年が最後…… と思うと、ついつい荒ぶって 受賞結果を実況しまくってしまった今日でした。
あ、あと今朝の予想とりあえず当たった的な感じで! (直前すぎて作品/外国語映画/監督賞にしか触れてませんが)
それでは、おもな受賞結果。
作品賞:「グリーンブック」
監督賞: アルフォンソ・キュアロン「ROMA/ローマ」
主演男優賞: ラミ・マレック「ボヘミアン・ラプソディ」
主演女優賞: オリヴィア・コールマン「女王陛下のお気に入り」
助演男優賞: マハーシャラ・アリ「グリーンブック」
助演女優賞: レジーナ・キング「ビール・ストリートの恋人たち」
脚本賞:「グリーンブック」ピーター・ファレリー、ニック・ヴァレロンガ、ブライアン・カリー
脚色賞:「ブラック・クランズマン」スパイク・リー、ケヴィン・ウィルモット、チャーリー・ワクテル、デヴィッド・ラビノウィッツ
外国語映画賞:「ROMA/ローマ」(メキシコ)
今年も、昨年のように受賞部門数は各作品にわりとバラけました。「ボヘミアン・ラプソディ」の4部門受賞が最高で、今年の “台風の目” だった「ROMA/ローマ」や、作品賞を受賞した「グリーンブック」、そしてヒーロー映画として史上初めて作品賞にノミネートされた「ブラックパンサー」は、それぞれ3部門受賞しました。
ちなみに「ROMA/ローマ」は、監督賞/外国語映画賞というもともと監督が受け取る賞に加えて 撮影賞も受賞したわけですが、この作品では監督が撮影監督も兼任していたため、3部門すべてのオスカー像をアルフォンソ・キュアロン監督が受け取っています (つまり、受賞スピーチもひとりで3回)。1度の授賞式で3体のオスカー像をひとりで獲得…… しかも、監督賞の受賞は5年ぶり2度目となったキュアロン監督、前回受賞時のオスカー像も手元にあることでしょう。なんかものすごいですね……!
なお、今回も合わせて直近6回のアカデミー賞において、そのうち5回で、メキシコ人監督が監督賞を受賞しています (キュアロン監督のほか、昨年のギレルモ・デル・トロ監督、2年連続受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)。
そして「ブラック・クランズマン」で脚色賞を受賞したスパイク・リー監督、悲願の初受賞となり、喜びのあまり盟友サミュエル・L・ジャクソンに飛びついて抱き合う姿も印象的でしたね。