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古代史妄想のことを語る

魏志東夷伝関係地図を示します。

・高句麗は「言語・諸事の多くは夫余と同じ」、沃沮は「言語は高句麗と大体同じ」、濊は「言語・法俗の大抵は高句麗と同じ」で、夫余・高句麗・沃沮・濊の四国では共通の言語が話され、彼らは貊人とも呼ばれていました。
・他の集団との関係が分からないのが挹婁・韓・倭の三つです。
・辰韓と弁韓には中国からの亡命者の子孫が居て、中国語の特殊方言がある程度行われていたと記されているだけで、韓人の本来の言語についてはよく分かりません。いくつもの小国名が記録されているのがわずかに残された資料です。
・倭人の言語もよくは分かりませんが、記録された人名・国名から奈良時代の日本語に何らかの形でつながるものと見て矛盾はないと考えられています。