ママったらアルゼンチン/LENGUA MATERNA
監督:リリアーナ・パオリネッリ/Dir:Liliana Paolinelli 2010|Argentina|78 min|
第22回東京国際レズビアン & ゲイ映画祭見に行ってきました。(ここまで軽くパクリ)
・レズビアンの娘を理解しようとするお母さんの、本人は真面目なのにその斜め上な行動が、コメディーとして描かれてて楽しい。同性愛者そのものを面白おかしく描く作品は世に星の数ほどあるけど、カミングアウトされた側をコミカルに描く作品はもっと増えてほしい。
・娘の母への距離感。これが10代~20歳前半とかなら親の存在も大きいだろうけど、40歳で自立した生活をしてると、今になって具体的に求めるものってないのかも知れない。むしろ今まで20年以上隠してやってきて、一人の大人として築いてきた生活に踏み込まれたくない気持ちとか、でも理解してほしい気持ちもあったり。
・セクシーなシーンやヘイトな表現は特にないので、とても見やすかったです。ただ刺激を求めてるなら、ものたりないかも。
14日にも別の映画を見に、同映画祭に行くよ。