中学はほとんど行ってないから、思い出というのもほとんどないのだけど、
数少ない記憶にあることの中に、部活動の選択というものがある。
まず、部活動の一覧が書かれた冊子(?)が配られたけど、案の定どれもつまらなそう。やりたくない理由を見つけるのには苦労しないけど、やりたい理由を見つけるのはかなり難しい。
その後、体育館で上級生によるそれぞれ部活動の紹介があったけど、やはりどれもやってみたいと思わせるものはない。
なのでどの部活に入るべきか、入部届の提出期限が過ぎるまで、ずっと悩み続けて、相当気力を消耗したわ。
入部は必須ではなかったから、別に帰宅部でも問題なかったのだけど。
でもほとんどの子はどこかの部に入ってたし、自分のクラス(30人ちょい)でも、入らなかったのは私以外1人だけで、その子も確か塾とか通ってたから部活動に入らなかったわけだし。
入らないとい選択を積極的に選ぶのは、私には難しかった。
あれからだいぶ歳を重ねたけど、未だに他の子は何故あんな簡単そうに部活を決められたのか、私と他の子で何が違ったのだろうか。分かるような、分からないような。