[ブログに書けという長さ]
どっかで改めて書いておきたいなーと思いつつ、普段お花かわいーみたいなことしかハイクでは書いてないから、
改めて書く理由もないし、面倒くさくてハッキリとは書くことは少ないけど、
私はトランスジェンダーなことは特に隠してないし、ハイクにも年数回くらい、主にidページでその辺り書いてるけど、
どっちかってゆーと、トランスの中でもXジェンダーやノンバイナリーな方向性なのよね。特別自分を男性だと思わないし、女性だとも思わない。
ファッションとか性表現や嗜好性が、一般的なところでいう女性的なものであるけど、あくまでそれは好みの話で。
例えば私が化粧をするのは女性だからではなく、それが楽しかったり、相手に自分をより良い印象を持たせたかったりするからですよ。
ただ女性扱いしてくださるのは、それはそれで嬉しいんですよ。
なんというか女性扱いされる分には、それほど困らないし。男性扱いされるよりはマシだし。
男性扱いも女性扱いもしないでくださいと言われても困るだろうし、私もそれがどんな扱いなのか自分でも想像出来ないし。
重要なのは、私も殴られたら痛い、褒められたら喜ぶ、腕を切れば赤い血が流れる、普通の人間だと当たり前な認識されあれば、それほど大きな問題ではないと思うんです。
ただこれも本音半分、建前半分で。
世の中の女性が誰も化粧してなければ、私もしないと思うんですよ。
女性はしてるからやってる。逆に言えば男性はしてないからやってる。
私がなんと喚こうが、世の中の多くの場面では、男と女の2択しか用意されてないし、
男なら、男らしいのが普通で、男らしくしなければならないし、女らしいのはおかしい。
女なら、女らしいのが普通で、女らしくしなければならないし、男らしいのはおかしい。
世の中にはそれで全然困らない人、しっくりくる人もたくさんいるんだろうし、その人のライフスタイルを否定するつもりはないけど、
「私に」とってこの2択は、うんこ味のカレーとカレー味のうんこ、どちらか選べみたいな感じ。だったら私には後者の方がマシなだけ。
トランスにしろ、性別違和のないシスジェンダーにしろ、これらに反発する人は、まあ色々言われますよね。
少し前にバラエティー番組で、仮面ライダーのベルトが欲しい女の子に対し、母親が「あれは男の子の玩具」と買わなくて、それに抗議している女の子の姿を「屁理屈」と表現してたりね。
トランスの場合はプラスして、例えば男性から女性に移行するMtFの人が、ちょっとでも男っぽいとされる要素を見せたら、
「やっぱりお前は男だ」「やっぱりお前は女じゃない」とか言われかねないし(もちろん逆パターンのFtMも同じ)。
世の中にはトランスジェンダーのことを、ジェンダーフリーな生き方をしていると思ってる方も、中にはいるみたいだけど、
実際は自身の発言や振舞いが、性的にどう判断されるかをいつも気にせざるを得なくて、全然自由ではないのす。
もちろんトランスにもいろんな方がいらっしゃるので、必ずしもではないし、人に何を言われようが自分を貫く、強い意志を持った方たくさんいらっしゃいます。
「男らしさ」なんて押し付けやだなーと性別移行してるハズなのに、移行してくと逆方向に「女らしさ」の押し付けがやってくる。どーしてかなー。
どっちかの型にはまってないと、なかなかに面倒くさい世の中です。
今となっては、私がいわゆる女性的な振舞いをしてるのは、自分がしたいからやってるのか、社会的な抑圧に屈服してるからなのか、すでによく分からないところ。
多分、そんな抑圧から自由でありたいと思うから、Xジェンダーだとノンバイナリーとか書くんだろうね、私の場合は。
最近の出来事だと、トルコランプアトリエのネット申し込みも、代表者は男か女のどちらかを選択しなければならなかったし、
その際は、一般的に女性と認識されそうな装いで行くつもりだったし、仮に男性を選択すると、センターの人も混乱するだろうから、相手側に配慮して女性を選んだりとか。
そんな風に妥協して生きてます。
あと性的指向、どんな性別を好きになるかって話は、
ハイクではオフ会の場も含めて1度もしたことないし、ハイク以外でもいままで片手で数えて指が余る程度しか話たことないので、
多分私の性的指向を今知ってる、覚えてる人は、この世にいないんじゃないかな。
今のところ、恋人作ったり恋愛しようとはさほど考えてないので、割と重要じゃないのよね。この要素。