id:ss-rain
しまのことを語る

木立の向こうに見え隠れする冬の月、駅から家まで帰る道中、空が気になって仕方がなかった
帰宅して、夜露に濡れた洗濯物を取り込むべくベランダに直行すると、物干し竿と洗濯物の影がくっきりとベランダに落ちていて、空を見なくとも月の明るさがわかるのだった
おやすみなさい