そして編み物にとりかかると、目の数が足りない。またか!と思いながら、編み地を光に透かし、ひたすらどこで落としたかを探すも、どこにも見当たらない。
さんざん探し尽くして、もう適当なところで増し目するしか…、と、ついさっき増やしたはずのところをもう一度確認すると、そこで増し目を忘れていただけだった。
思い込み、というか、ちゃんと意識してたから間違ってないはず、という自信があって、でも確認したらやっぱり間違えてました、ということが多い。編み物をしてると、特によくわかる。
間違ってないと信じてる時こそ、ちゃんと確認しないと。時間を無駄にしないために。
しまのことを語る