何度も繰り返すけど、中国は口では日本の集団的自衛権に反対を表明しつつ、内面では諸手を挙げて喜んでいると思う。
中国の南シナ海や日中中間ラインに於ける「侵略的開発」は加速するだろう。
中国に対する「不当な軍事的圧力」と言う大義名分を手に入れることになるからだ。
そして、「自衛のためのやむを得ぬ戦争」の名目を手に入れるために日米からの先制攻撃を誘発しやすいグレーな侵略と挑発を次々と続けてくるだろう。
こういう所を懸念すべきで、軍事力は整えつつ、「はぁ?我が国は平和憲法があるので絶対に此方からは手出しできないんですよ」と全世界に向けて言える状況を固持すべき。
そして、淡々と中国の(グレーを越えた)暴発を待ち、南シナ海をフィリピンやベトナムなどの東南アジア諸国に「取り戻させ」る。