【俺のことだとも彼の人のことだとも言っていない】
んんー、触発されて考えてる訳ではないのだけど、やっぱり女性って、気のない男からアプローチされたら、それだけで怖い、と思うんだよね。
いや勿論人に寄るんだけどさ、その女の人にも男の人にも両方に寄るんだけどさ、
やっぱり怖いと思うんだよね。
男である俺は、何かの言動をアプローチだと受け取られて、幾ばくかの恐怖を、女の人の誰かに与えてる危険がある、付きまとう。
俺はその危険が怖い。
勿論人に寄る。容姿やトークや雰囲気や気遣いやその他諸々の要素により、そんなことを気にせずとも何の問題もない男の人もいる。だが、俺はそれではない。
であるから、俺は「アプローチと取られかねない言動」の後に、「拒絶と判断しうる反応」がないか、かなり注意する。
そして、あったと感じた時は幾らかの間を置き、それ以上の恐怖を与えることの無いようにしなければならないのだ。
と言う弱気な考え方にしばしば支配されてしまう。
怖い
まるでダメな時の某赤いチームの見せるパスワークの様である。
恐る恐る相手の守備ブロックの外側から様子を伺い、各ステーションごとに状況を判断して諦める。
怖い
奪われない様に安全地帯で回して、当然ながら「何も起きない」。
確信に満ちた決め打ちこそがパスワークを守備ブロックの「内側で」成就させる。
