今ひとつよく分からないのが、何を持って定住者とするかで、
「永住者」と「定住者」は違い、さらに法務省の2002年までの資料によると「日本人・永住者の配偶者等」と「定住者」も違うらしい。
とすると「定住者」とはなんだろう。「在留資格の更新を繰り返している人」なんだろうか、何回?そして日本に定住しようとするのは容易なことなのか?
永住者と定住者に選挙権が与えられないことが「差別」であるかどうかは、日本国籍を取るための道がどれだけ困難かどうかに拠ると思う。
その状態から抜け出す万人の採りうる道が用意されているなら、それは「行政的には」差別ではなかろう。
日本の条件6個で差別になる点があるとすると、1住所条件の5年と、5重国籍防止条件、
6は「憲法遵守条件」と言いつつ「日本の政府を暴力で破壊する」ことに関してしか触れられてないのでよく分からない。
別に「日本が侵食される」ことは個人的にはどうでもいいと思う。
そもそも社会とはそういうものだし、日本が砂漠にガンガン油井をおっ立てたりして来たのも、一部の人にとっては許しがたい侵食であっただろう。
ただ、この問題は「最悪に事態が転んだ場合、遠い将来に内戦になる危険性がある」と思う。
それに比べたら「日本は不寛容な国だと忌避される」方が私にとってはマシだ。
「(定住者でなく)永住者に参政権」ならまぁいいかなぁ、と感じている。
外国人参政権のことを語る