「70年代中盤。当時の立教大学キャンパスは、良く言えば穏やかだった。悪く言えば退屈だった。政治の季節を抜けて、闘争にくれた兄の世代は、みんな牙を抜かれたウオンバットのようにそれぞれのカゴへ戻っていった。引き剥がされた街路。壁にまき散らかされたペンキの後。ウオンバットたちは自分たちがやったことの後始末もせずに、どこかへ行ってしまった。」(佐野元春「哲学するにはいい場所だった ~ハートランドからの手紙 #118」, 立教大学OB向け会報誌, 2000年8月)
http://www.moto.co.jp/cover/HL_letter/118.html
ウォンバットのイメージで牙に注目するのは佐野元春ならではだなと思った!(笑)