誰が何を言ったのかよく知らないけど「金の奴隷」といった言葉がそれなりに人々を刺戟するらしいのは現代がかつてなく貨幣経済の進行した状態にあるからなのだろう。
お金にも当然長短があり、短所を言えば、額面が確かなのできちきちしなければいけないこと、よく言われるように現代は「人間関係が希薄になる」といったことか。文明が進むと世知辛くなるわけだ。
しかし日本の場合は貨幣経済が進行しているわりに非貨幣経済における人格的関係のなかにあった慣習が歪んだ形で残っていて、それが残業や過労の問題になっているのではないか。お金を媒介とした関係には本来あるべからざるものが貨幣経済と癒着してしまっているような。
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