id:usaurara
id:itumadetabeteruのことを語る

了解しました^^
ぶりさんは日本文化の固有性について無批判・無自覚に一般化した意見を述べていることについて
批判をなさっているのかな?と思いましたので――で、実際あのタイミングで内田さんの記事を持ってくると
そのように取られてもしかたなかろうとは思いましたので――政治性の有無についての基本的な部分は
ぶりさんの意見に同意していますと再度お伝えしておきます。
 
それで、(英語に比べて)日本語がやわらかい――主に母音の多さによる――についてです。
これは私の中学時代の英語教師の影響が多大です。
当時は英語の教師といっても海外在住経験者はほとんど居ない時代だったのですが、たまたま私が初めて
英語に触れる(勉強として)ときに師となった方は数年アメリカで暮らした女性でした。
それで、とにかくその方は発音について当時としては随分と独特の教え方をなさいました。
頬の筋肉や舌やアゴや唇、喉の開きなどの使い方には日本語にはない力の入れ方が必要だから、
とにかく意識的になれ、筋肉を鍛えろ、と言うんです。それからアクセントも明確に付けないといけない。
とにかく日本語のようにひとつひとつの文字が母音とセットになった平坦な言葉とは英語はまるきり違う、
ということをやかましく言われたのです。日本語のやわらかさを意識したのは多分ここが原点です。
 
日本語は英語に比べて
 
・総数として母音が多くなるということ
・子音が続くことがなく必ず母音挟みの並びになり、やさしい、やわらかい、言い換えれば間の抜けた音の連なり方になること
・母音そのものの発音も喉を絞めない弛緩した穏やかな母音であること
 
などが「やわらかい」という印象の原因かなと思っています。