>初期の作品も読んでみたいなあ
私はこういうメタ視点のものが好きでなくて、長々と設定オタのおしゃべりに付き合ってるような感じでちょい苦痛だったよ~w
(初期といってもそうゲーム的な感じのない作品もあるのでしょう。選んだほうがいいかも。)
えっと、またちょい別の話を持ってくるけど。
平野啓一郎さんの「日蝕」を読み始めたら中世キリスト教世界のお話でした。犬さんなら面白く読めるかもしれませんよ^^
↓ これは主人公の神学徒の呟き。
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私は、こうした者等に導かれて、奇妙な摩尼教徒の如き厭世的生活を営む人々を多く知っている。彼らの実践する清貧は、殆ど肉と世界とへの憎悪より成り立っていると云っても過言ではない。しかし、世界は拒絶せらるべき悪であると云う愚かな教えを奉ずるものに対して、徒に貧困のていどを競うことに何の意義が在るであろうか。それは、たしかに異端を放逐し、人々を回心せしめるかも知れない。しかし、その結果として新たに信ぜられる所の主の教えは、既にして本来の深遠さを失い、色褪せ変質した残薄なものとなっているであろう。
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表現規制問題で使えそうですよねw
でも今からこの独白をしている主人公の思考が変質していくのでしょうけどね~w 何にどう開眼していくのか面白そう。
もう少しキリスト教の知識があったらずっと楽しめるのになぁ・・・ううう ><
ああ、三島由紀夫もニガテで殆ど読めてないのだった。情けない・・・・(TT)
id:itumadetabeteruのことを語る