で、公人でない一人の日本国民としての村上さんへの情状と、同じように文章を書くことが好きな人間としての
心情推察を加味して「充分だ」と私が感じたことを説明してきたのですが、一方でそれでもやはり倫理的に道義的には
もっと踏み込んだ発言を望んではいたと再度言っておかねばと思います。
今たまたまハンナ・アーレントの「責任と判断」という講演集を読んでいて、圧倒的な暴力に対峙したとき
それをきちんと断罪する必要性を考えさせられるのです。(この本、読みやすいです^^)
行われた悪を一般的な人間の原罪のような話で相対化してしまってはならない、と。
id:itumadetabeteruのことを語る