斉藤環さんの「否定的自己愛」は、、、。(本返しちゃったんでテキトーですいませんなんですけど^^;)
日常生活では承認欲求が満たされないでネットで自己否定の書き込みを延々繰り返す若者が
ロスジェネ以降の世代に大変多い。人生の完全な負けとそこからの脱出の不可能を確信して、
ネットで自傷的書き込みをすることで気持ちを紛らわせているケースがとても増えてる、、、というような文脈だったかと。
で、私が「自立が難しい時代」と言ったのは経済的・精神的両面で独立するという普通の意味です。
新卒者がそんなにあぶれないで就職できて、そこそこ人間的な暮らしが出来る状態であれば
有る程度で独立生活ができるわけですし、その後の立身出世に夢が描ければ結婚も考えられる。
結婚して子どもが出来たらなんとなく世間的に「一人前」のハンコがもらえて、、、と、ちょっと前なら
みんなだらだらと生きてるうちにいろいろ苦労もさせられて自然とそうなっちゃってた。
今はそれはラッキーな人になってる。経済的にはそういう困難。
で、経済的停滞が若い世代の「巣立ち」を困難にしてることが、精神的自立をも困難にしていますね。
あとは前述した「関係性の希薄化」でしょうか。