チャット録第三回です。
- -- GREEN ROOM #3 -----(４月１１日録）
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usauurara
＞性格って、「相手」がいないと成り立たないものなので、
確定させてしまうと「書き手の都合」を優先するようなおかしな流れになる。
その「相手があって初めて生まれる」というのはいかにもBL的な気がします。
BL世界で受け攻めという単純化をするのは、
逆に複雑な変化を楽しむための仕掛け、って思えて。
よくね、男性が腐女子の[すぐなんでも受け攻めにして遊ぶトコ]が
気に喰わない的なこと言いますよね。
あれってやっぱりあんまりよくわかってないなぁ、と。
（いや、それはわからんで当然なんですが！ｗ
で、それで別に一向にかまわないんだとは思うんですが）
florentine
＞その「相手があって初めて生まれる」というのはいかにもBL的な気がします。
BL世界で受け攻めという単純化をするのは、
逆に複雑な変化を楽しむための仕掛け、って思えて。
ああ、なるほど。
わたしは受け攻めの単純化って正直よくわからないところもあるんですが、
そう言われると、ストンと落ちます。＞仕掛け
florentine
で、それと関連して、
「物語」というのは、この複雑すぎる社会だか世界だかの
ひとつの単純化された、わかりやすいカタチ、だと思うのですよ。
見方、視点、語り、そのへん厳密に言い出すと気が狂いそうなんでとめますがｗ
どんな大長編や偉大な小説でも、ゲンジツよりはちっちゃい。
ちっちゃいってことは、見渡せる、ってことで、
つまりは、なんらかのカタに落とし込むことでもあるんですよね。
usaurara
＞「物語」というのは、この複雑すぎる社会だか世界だかの
ひとつの単純化された、わかりやすいカタチ
はい、そうですね。託すんですよね。
カタ＝キャラ ですか？
florentine
カタ＝キャラ、でもあるし、
カタ＝おはなしの類型パターン、でもあると思います。
ええと、ちょっとはなしはまたズレまして（？）、
禅問答みたいですが、
大きな意味で、ヒトが出てこない小説やら物語って思い浮かびます？
宇宙人であろうと、ヒト、ですよね？
擬人化しちゃうのも、モノがヒトになる、ですよね？
風景描写だけの小説とかこの世にはあるのかもしれないですがそれはごく稀で、
なんらかのカタチで、ひとはヒトを書いちゃうんですよ。
usaurara
ええ、そうだと思います。 ＞人を書いちゃう
もうだいぶ前ですけど、そういえば表現規制関連の話が話題になり始めたころ
そんなことを書いたことがありました。
いくら二次元のキャラだろうと人間なんだ、というような。
（たしかあのときはアメリカからのエロゲ突き上げが問題になってて、、、
ちょっと分野的にわからなくて積極的に関わらなかったんですが･･･）
florentine
ありましたね。
そのころはまだ、はてなー歴短すぎて蚊帳の外でしたｗ
が、「視線の欲望問題」タグ等でブクマで追いかけは、したかなー。
そのへんはいまも勉強中です。
florentine
そういえばジャン・ジュネが、
「何であれ生命現象について、あるいはごく狭くとらえて生物学的現象でもよいが、
それについて考えてみれば、暴力と生命がほぼ同義であることが理解できる」
と書いてるんですね。
この小論「暴力と蛮行」というテクストはいろいろ難しくて厄介なんでスルーして
（すみませんｗ）、この行だけぱっと捕まえてみると、
わたしはやっぱりコレに対して異論はないんですよ。
で、生命ってなんだろう、って考えるともちろん、
いま話題にするのは個体（個人）の生ってこたえなわけですが、
「物語」というのも、やっぱりなにがしかの「運動」で、「生きてる」って思うんですよね、わたしは。
usaurara
あの、、、そこらへんて私は全然異論はないんですけど
というかその感覚が近いと思えたので愛さんとは
ある意味話がしやすいだろうなっていう見込みを持ったんですけど。
（いや、教養的に全然ついてけませんけれどww）
けど、多くの女性にとってはこれってどうなんだろ。
florentine
お、おおくの女性、
わー、すみません、わかりません＞＜
わたし、一緒にＢＬ小説かいてた友人がいて、わたしと考え方は似てたけど、
最終的な局面になると、彼女に、それじゃ売れない、って言われました！！！
usaurara
あ、それもっと聴きたい！嫌じゃなかったら。 ＞売れない
florentine
単純に、「楽しみたい」ひとへ向けて書くように、ってことでした。
かっこいい攻めと可愛い受けが出てくればそれでいい、
むずかしいことは考えたくない、考えるようなはなしは受けないって意味でもありました。
usaurara
それはまた随分と類型的な腐女子の考え方ですね^^
でも「売れない」はその通りですよね！w
シリアスなものは売れない。
florentine
ですねー ＞類型的な腐女子
そのほかだと、ええと、
ブランド尽くめのイイ男だけ出して、みたいなｗ
それから、複雑なプロット・ストーリー、キャラの関係は嫌われる、とか。
わかりやすくってことでしたね、要約すると。
ストーリー中にセックスシーンを何回いれないとダメみたいな話もありましたｗ
usaurara
セックスか暴力を３０分おきに挿入するのが映画を作るコツ、
って誰が言ってたんだっけ。
足らんティーの・・・違うか。
とにかくハリウッド的な成功を目指せばそうなりますね^^
florentine
そうそうそう！！
まさにそれです、ソレ！＞ハリウッド的な成功パターン
usaurara
類型的なBLが描きたいと思えないっていうのは私も全く同感で、
かっこいい男×かっこいい男である必要さえ私は別にないんだけど
でもそこを外してしまったらもう絶対誰も読んでくれないよなあ･･･
という冷静な分析はしてましてｗ
いつかふつーーの男の話が描きたい、とは思ってます^^
florentine
あああああああ、
そう、ですねえええええ
んー、んー、
わたしは、
うぎゃ、ゆれてる！
(補：大きな余震がきて、そのまま書き込みを残してますｗ
ていうか、ここ、わたしはの次に何か続けるはずが、思考がすっかり途絶えてる！）
いやー、まだ揺れてますｗ
もう、なんなんでしょう。
usaurara
セックスと暴力（これ、愛と置き換え可能と私は思うけど）を
現実生活では抑制して生きてるからそれをファンタジーに求めるのは
何も不思議は無くて納得できるし、私も消費はしたいんですけど、、、、
創りたいものとなるとちょっとだけズレるんですよ。
いや、違うかな。
徹底した描写であれば私も描いてみたい、と思っているかも。
でも類型的なＢＬファンタジーはそういうものじゃないし･･･
楽しいんだけど、「いや、違うコレじゃない」ってなる。
florentine
＞セックスと暴力（これ、愛と置き換え可能と私は思うけど）
わたしもそう思います。
＞現実生活では抑制して生きてるからそれをファンタジーに求めるのは
何も不思議は無くて納得できるし、私も消費はしたいんですけど、、、、
創りたいものとなるとちょっとだけズレるんですよ。
けっこう、らぶえっちジャンルとか読みますよ、わたし。
（補：ＷＥＢ小説系登録サイトでは、「らぶえっち」と呼ばれるカテゴリー・ジャンルがある）
それこそ疲れてるときの糖分補給的に（ＢＬＧＬ男女関係なく）。
友人の目指してた「ＢＬ」も、そういう感じ、なんだろうなと。
だからわたしも読むのは好きです。
あとまあ、サドとかも勿論よみますｗ
（#3に続く）
