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台風のことを語る

名古屋の台風情報  ---------NHK名古屋サイトより転載

☆9月20日16時28分

避難指示は災害の危険が迫っているときに、市町村が避難を要請するものです。
対象地域の人はただちに避難してください。
すでに、雨が激しくなったり、浸水が始まったりした場合など、安全に避難することが難しい場合は、
無理な避難をしない方が良い場合もあります。
状況を見極めた判断が必要です。

☆9月20日15時51分

台風や前線にともなう雨の影響で愛知県と岐阜県ではところによって非常に激しい雨が降り、
名古屋市の庄内川は守山区で氾濫しました。
気象台は土砂災害や低い土地での浸水、河川の氾濫などに警戒するよう呼びかけています。

気象台によりますと台風15号周辺の湿った空気や本州付近に停滞する前線の影響で東海地方を中心に
広い範囲で雨が降っています。
午後2時までの1時間に▼岐阜県多治見市で68ミリの非常に激しい雨が降ったほか、
▼名古屋市で33.5ミリの激しい雨を観測しました。

この雨で名古屋市の庄内川は守山区で氾濫したほか、愛知県と岐阜県では
川の氾濫の危険性が高まっているところがあります。
また愛知県と岐阜県では土砂災害の危険が高まっているところがあります。
名古屋市では、庄内川流域の守山区と北区の一部、それに岐阜県白川町では21世帯を対象に
避難指示を出しているほか、愛知県や岐阜県の各地で避難勧告が出されています。
気象台によりますと台風15号はあす昼ごろから夜にかけて東海地方に最も接近し、上陸するおそれがあります。

東海地方では、これからあすにかけて局地的に1時間に90ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。

あす昼までに予想される雨量はいずれも多いところで
▼三重県で500ミリ、▼愛知県と岐阜県で200ミリと予想されています。

最大風速はあすにかけて愛知県と三重県で
▼海上で30メートル▼陸上で20メートルと予想されています。

海上の波の高さは愛知県と三重県の外海で最大で9メートルと猛烈なしけが予想されています。

三重県南部などでは台風12号の記録的な豪雨で地盤が緩んでいるところがあり、
気象台は土砂災害や低い土地での浸水、河川の増水やはん濫、それに暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。

☆9月20日15時23分

国土交通省によりますと、名古屋市守山区で庄内川の水が堤防を越えてあふれ出していると言うことです。
国土交通省の庄内川河川事務所によりますと、きょう午後1時前に名古屋市守山区の下志段味地区で
庄内川の水が左岸にある堤防を超えてあふれ出したということです。
周辺には工場などが建ち並び川の水は近くを通る道路の交差点にも達していると見られるということです。
庄内川流域では上流の愛知県春日井市と岐阜県多治見市で堤防の内側から排水できない状態になっていて、
住宅地が水浸しになっているということです。
河川事務所によりますと今後は川の下流にある名古屋市北区などで増水し、氾濫のおそれがあるということで
厳重な警戒を呼びかけています。