で、新刊の話。
この一次と二次の比重については、この連載でも私はこだわってやってきたつもりです。
キャラクター性の強い絵柄はなるべく自ページでらくがき的に描くようにはっきり分けてきました。
（第二部の最後だけは意図的に遊びとして「コミック化」をやったわけですが、あれはきちんとその旨公知しつつ単発でやりましたよね）

だからそんなふうにやってきた連載の新刊を出すなら、ましてや私が出資しないのならば余計にわたしは黒子でないといけません。
そういう理由でああいうイラストを描かせていただきました。
（もし今後同様にこの物語で本をお作りになるならこの前提は踏まえてお話をいただきたいと思います）

このへんはわたしの「今現在はオフライン活動を主体的にやりたくはない」という状況も関係していますので、
けっして一般的な要求とは思っていません。ただ単にわたしはこうだ、という話です。
（他の方なら多くの場合まったく違う反応をされるのではないかと思います）

今回のことで問題が鮮明になってよかったですし、私も黒子として文フリなるイベントに関与できて楽しませてもらったうえに
いい経験にもなりました。ありがとうございました。