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花うさぎのことを語る

ピンクのエプロン by usaurara

11. 問題の在り処(ありか)

パソコン用お絵かきソフトを少し使えるようになってくると、そのなめらかな描線や特殊効果で印象を強めた絵が空疎にみえて仕方なくなった。簡素でいい。自分の線をもっと大事にした絵を描かなければ。そう思ったところに持ち上がったのがこのコラボ話である。(自分が口説いたんだけどねw)

二つ返事だった。
「えっ・・・いいんですか、そんな丸呑みで!」
「ええいいんです。わたしは臆病すぎるからそれくらいでちょうどいいんです」

「絵に造詣の深いこのひとがわたしのレベルに満足してくれているのか」「断りにくくて仕方なくOKしてやしないか」と不安だった。
でもその不安はもうない。それらが「まったく当たっていなかった」と言い切ることは今もできない。しかし、それらを補って余りある贈与をわたしはしたと、いや、お互いにし合えたという自信がある。だからそれはもうどうでもいい。

まあ、たまには惚気(のろけ)ようかとw

さて、GW最後の今日は山の手にある美術館で五月の風をたくさん吸ってきました。そのお裾分け、という絵です。